同世代の方はみんな知ってる(?)「タイガーマスク」のあるエピソード。
貧しい夫婦の内職の「1個あたりの単価」があまりに安いと知った伊達直人が、
「僕がもっと高く買いますよ」と財布を出したところ・・・
その夫婦いわく、
「確かに安いが、ここは明日もあさっても、これからも買い上げてくれるんだ」と。
「あんたはこれからもずっと買い続けてくれるんか?」
(はっきりしたセリフは忘れましたが、こんな意味合いだったような)
今日一日分を伊達直人に高く売ったとしても、明日からの仕事がなくなるんだと。
こういうことを「信用」や「仁義」と呼ぶのかと。←古い?
*ちなみにタイガーマスクは悪役団体(?)に収める上納金を、出身の養護施設の借金返済に廻したため団体から追われるという話でしたね(^^;)
建築工事もそう。
もしあなたの家で作業している業者が、
「ウチに直接頼んでくれたら、もっと安く工事しまっせ」と
自分から言ってくるような業者だとしたら・・・
その業者は、あまりタチがよろしいとは言えないかと。
(元請けから下請けで仕事をもらっている仁義を無視するような業者だということ)
(タチが悪かろうが、安く工事できたらいいねんって人もいる!?)
「あの人たちもっと安くできるって言ってたわよ」などと怒鳴り込まれたことがあります。
*どこの世界にも仁義があるという話。
*値切り交渉や流通の工夫で安くすることなどはまた別の話で。
現代でも「信用」や「信頼」というのは生きていると思う。

にほんブログ村 に参加しています。ポチッとしていただければ喜びます(*^-^*)
posted by おさる at 22:29
| 大阪 ☁
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
建築よもやま話
|

|