朝日新聞、土曜日の生活面、落合恵子さんのコラムを読んでいます。
2009年9月26日のタイトルは「繰り返されることば」
亡くなった母の友人(85才)が尋ねてきてくれた日のこと。
帰ろうとするその女性に、
「お手洗いは?行っておいたほうがいいんじゃない?」と落合さんが反射的に言ったことば。
母が元気だった頃、外出前には必ず同じことを言った。
それより50数年前は、母が子どものわたしに同じことを言った。
かつて子どもだった自分がかけられた言葉を、
かつてかけてくれたそのひとに繰り返す。
ひとつとして同じ人生はないのに、近しいひとの間で繰り返される言葉が人生にはあるのだ。
(本文抜粋)
わたしは今、小さい子どもを育てているのですが、
外出前には必ず、同じ言葉を言います。
そしてコラムは続きます。
かける側とかけられる側と、いつの間にか役割が静かに交代しているだけ。
(本文抜粋)
何故でしょう、涙がとまりません。
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