息子の宿題が
「震災のときのことをお家の人に聞いてこよう」でした。
13年前の1/17。
未曾有の 阪神淡路大震災 が起こりました。
早朝、ふと目が覚めたとたん、
ものすごい揺れで、とりあえず布団をかぶりました。
当時、大阪市内の海側のワンルームマンション(鉄骨ALC)で1人暮らししていました。
よく揺れてかなり恐かったです。
当日は電車が止まっていたので、とりあえず歩いて会社へ行きました。
出社する人が少なかったので、守衛室のおじさんとテレビのニュースを見ていました。被害の大きさが徐々に報道されていきました。
信じられない映像でした。
大阪府内の実家は、とりあえず大丈夫でしたが、
甲子園球場近くの祖母の家は、全壊してしまいました。(祖母は無事)
高速道路が倒れたところの近くです。
両親は祖母の安否を確認し、次の日祖母を迎えに行き、
実家に連れてきました。
私はその週末に、残った伯母の様子と、
以前住んでいた所の様子を見に行きました。
街の色が灰色だったこと。
大阪はいつもと変わりなく明るかったこと。
・・・思い出しました。
私のごく身近な人は無事でしたが、本当に大勢の人が亡くなりました。
この日だけ思い出すのは、後ろめたく思います。
が、忘れることは無いと思います。
翌18日、
会社帰りに実家に行き、祖母と会いました。
その日は、私の誕生日でした。
(もちろん、誕生日どころではありません。)
今では、父、祖母 とも故人となっています。