特賃で、エイ○ルによる一括借上げでした。
特賃(特定賃貸住宅)
都道府県や市が民間のオーナーによる賃貸マンション建設資金の借入れの銀行金利を補助してくれる制度。
建築(構造・広さなど)や敷金は3か月を超えない(礼金なし)などの条件アリ。
特優賃(特定優良賃貸住宅)とはまた別の制度です。
敷金3ヶ月分のみで確か30万弱だったでしょうか・・・
退去のとき、修理は実費精算でした。
この、実費清算なんですが・・・
エイ○ルの委託業者が、私たち立会いの元でチェックに来たんです。
引越しから引渡しまで時間があったので、結構キレイにしたつもりだったんです。
3年くらいしか住んでなかったし。
最初からあった傷も入居時にエイ○ルと確認済み。
独身の時と違い、この時は宅地建物取引主任者の資格持ちだった私。
以前よりはマシな対応ができるはず・・・!?
ところが・・・
来たオジサン、どんどん、どんどんチェック記入していくんです。
見積り金額をその場で書いていくんです。
なんと、敷金を越える金額にっ!!!
敷金が戻ってこないどころか、追い金もするはめに〜!!!
その中には、経年変化で修理に入らないものがあったので反論したんですが・・・
例えば・・・
襖をはずして仕舞っておいてOPENで使用。
天袋の襖はそのまま使用。
3年たって仕舞ってあった襖を取付けたとしますよね?
とすると、仕舞ってあった襖はキレイで、天袋の襖は3年分経年変化があるわけです。
オジサン「見た目に違っておかしいから貼替えしないといけない」とかいうんですよっ!!!
経年変化は「貸主」持ちのはず。
しかーし、ゼネコン(建設会社)の現場あがりで今は不動産の委託先(←あくまで推測なんですが・・・)みたいな海千山千のオジサンに、30代の若夫婦は敵わず(涙)・・・
とにかく押しが強いんです〜涙
「サインしなければ帰さない」みたいな雰囲気になって、
結局サインさせられたんです。。。
サインするのがよっぽどイヤだったらしい夫、ここで私にサインさせたんですよ〜←これってどうよ?
注)それまで夫が前面で話していたにもかかわらずですよ。
一応(?)建築屋の私たち。
クロスの補修もしたし、白色の補修液でタッチアップもし、
木部はトノコで補修、シールが切れていたところもシール打ちして、
経年変化やもともとあった傷まで補修したんですよ。
補修なし、クリーニングのみでいけるんだと思ったくらいキレイにしたつもりだったんです。。。
この後オジサンに鍵を引渡し、敗北感と共に帰った私たちでした。。。
この話には後日談がありまして・・・
よっぽど悔しかったらしい夫、一括管理しているエイ○ルに電話し、経過を苦情・交渉したらしい。
すると・・・敷金が全額戻ってきたんですっ!
「じゃあ、あの立会いは何だったんだ〜!!!」と、思いますよね!?
この後、住宅供給公社の敷金返還訴訟があったりして、取られすぎちゃうか〜みたいな雰囲気になってきましたよね。
いやいや、ホント善良な借主が泣き寝入りすることのないよう、注意しましょう〜
賃貸攻略サイトお部屋探しの達人など参考に。。。
注)以上の文章は、あくまで私の体験談です。。。